【後編】共に日の丸を背負う古木夫妻。コーフボールを通して出会った2人が、競技の魅力を語り尽くす!

2015.04.28 森 大樹

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【前編】はこちら

 

コーフボールを通して出会った2人

 

–  日本のコーフボールチームの男女の比はどれくらいですか。

【優さん】

各拠点、男性の方が少し多いですが、男性・女性ともにまだまだ競技人口は少ないですね。男女に関わらず、例えば近いと言われているバスケットボールが好きな人はそちらをするので、コーフボールに目を向けてもらえていないところもあります。

でも私はドリブルが苦手だったので、それがないコーフボールがちょうどよかったと思っています。

 

–  なるほど、ドリブルの苦手な選手でもできるんですね。

【優さん】

今一緒にやっているバスケットボール出身メンバーの中でも、ドリブルが苦手な選手が多いです。

 

【翔さん】

私もドリブルが苦手です(笑)

 

–  ゴールはどこで買われているのでしょうか。

【翔さん】

オランダから輸入しています。でも、結構高いんです。今は、ゴールの日本国内生産に向けて動いてくれているメンバーもいます。

 

–  コーフボールの練習では何を重視してトレーニングをされていますか。

【翔さん】

練習ではよく考えて動くように意識しています。試合で良いプレーができるよう、練習から試合のことを想定してトレーニングをしています。頭の中で試合をイメージして組み立てられる人は、実際の試合の中でもうまくプレーできると思っています。あとは、同じ練習でもいかに密度の濃い練習ができるかということを考えています。

 

【優さん】

私はどちらかと言うと、考えるより、とにかく身体を動かして習得するタイプですね。上手くなりたいところを徹底して何度も繰り返し練習することを意識しています。最近では、身体を動かして習得した技術や戦術と海外の試合がリンクすることも多くなってきました。

 

–  監督を引き受けることでのメリット、デメリットがあったと思いますが、翔さんはどのように考えて引き受けられたのでしょうか。

【翔さん】

まずデメリットですが、今までも、選手をしながらコーチのような役割をしていたこともありました。その際は、チーム全体や各選手の動きに意識が行き過ぎてしまうことがあり、自分でシュートを打てるにもかかわらずに、他の選手にパスを出したりする癖が付いてしまったこともありました。そのように自分を出し切れないリスクはあると思います。また、自分が出ている時の選手交代タイミングや、試合の流れを読むことも選手兼任監督の難しさの一つでもあります。しかし、過去の経験から、自分は自分、チームはチームと良い意味で切り分けて考え行動できるようになっています。日本が強くなるために、選手としても監督としても両面から貢献したいと思っています。

メリットは、私自身、日本で一番コーフボールの技術・戦術に関して考えている自負があるので、それを伝えやすい立場になったということです。私が経験してきたこと、身につけてきたことを、責任を持って日本に還元したいと思っています。高いレベルの選手の力をどんどん伸ばすことや、日本全体のボトムアップも必要になってくるので、どちらについても引っ張っていきたいと思っています。私がコーフボールを始めた頃より環境が整っているので、どんどん伸びてほしいですね。

 

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–  ここからは競技から離れ、お2人自身について教えていただけますか。

 

–  お2人の馴れ初めを教えてください。

【優さん】

コーフボール体験会で出会って、そこからご飯に行くようになってというのが馴れ初めです(笑)

今は、休みの日も一緒にコーフボールのため、本当にずっと一緒にいますね。

 

–  コーフボールをしてなかったら何をしていましたか。

【翔さん】

仕事を抜いたら9割はコーフボール関係のことをしているので、難しいですね(笑)もしかすると仕事も違っていたかもしれません。東京にもいなかったかもしれませんし、想像がつきませんね。

 

【優さん】

仕事も趣味みたいなもので、アニメ関係の仕事をしています。コーフボールをしていなかったら、ずっとそういった関係のことをしていたかもしれません。

 

–  コーフボール以外の趣味はありますか。

【翔さん】

今は本当にコーフボール漬けです。最近はあまりできていませんが、旅行とスポーツ観戦は好きです。

 

【優さん】

私は仕事もそうですが、ゲームや漫画も好きです。でも翔さんは漫画に興味がないので、少年ジャンプが家に転がっていても触りもしないです(笑)

 

–  コーフボールの指導書や教科書等はないのでしょうか。

【翔さん】

海外にはありますが、多くないですね。最近はインターネットに掲載されているものもありますが、こちらも多くないですし部分的なものがほとんどです。なので、自分で気づいたことをノートに書き留めています。

 

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