森 大樹

ボウリング界の“シンデレラガール”が説く、好きなことを仕事にできる幸せ。

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今回はプロボウラー・森彩奈江選手にお話を伺います。森さんは2007年にプロデビューし、公式戦で4度のパーフェクトゲームを達成されています。また、ボウリング番組「P★LEAGUE」にもご出演されており、キャッチフレーズは「シンデレラガール」。プレーだけでなく、毎試合工夫されている様々な衣装にも注目です。

 

好きなことを仕事にできているのはすごく幸せ

 

-本日はよろしくお願い致します。

-小学校高学年からボウリングを始めたということですが、中学ではバスケットボール部に所属されています。ボウリングも並行してプレーしていたということでしょうか。

はい。好きで大会などにも出ていました。しかし、中学のバスケットボール部の試合とJBCというアマチュア団体のボウリングの大会が土日で重なることが多く、両立という点で悩みました。結局どちらの競技も中途半端な形にはなってしまいましたね。

 

-高校時代もボウリングとは関係なさそうなフォークソング部に所属されていたそうですが、どのような理由から入ったのでしょうか。

高校の1つ上の先輩で片井文乃さんという方がいました。現在は同じプロボウラーです。ちょうど全国高校対抗選手権という2人で出るボウリング大会ができて、その人と一緒に出たいと思ったので、高校では練習が忙しいバスケットボール部ではなく、ボウリングと両立できそうなフォークソング部に入りました。

 

-中学、高校時代のスコアはどのくらいでしたか。

中学で170、高校で180くらいだったと思います。出身の静岡県はボウリングが盛んで、周囲にはたくさん上手な方がいたので、当時の私のレベルではプロになろうとは考えられなかったです。

 

-では、ボウリングでプロを目指すと決めたのはいつでしたか。

大学を卒業する時です。先輩に和田幸二郎さんというプロ1期生の方がいて、プロボウラーの道を勧められたので、目指してみようと考えました。

 

-プロになられたのはいつですか。

大学を卒業して、静岡に一度戻りました。実家は学習塾をやっていたので、そこで1年間手伝いをした後、静岡鉄道に入りました。そこで働いている時にたまたま女子プロボウラーの新人戦にアマチュアの部で出場して優勝することができました。

実はそれまで親にはプロボウラーになることを反対されていたのですが、社会人経験を積んで、大会でも結果を残せたということでプロテストを受ける許可をもらうことができたんです。なかなかプロになりたいと親に言い出せなかったり、自分に自信がなかったりとプロになるまですごく悩みました。

 

-プロボウラーになってからよかったこと、苦しかったことを教えて下さい。

まず、自分の夢が叶って好きなことを仕事にできているのはすごく幸せだと感じています。これは本当に嬉しいことですし、良かったことですね。

苦しかったこととしては、最初の頃は息抜きができなかった。ということがありました。今は釣りをするなど、だいぶ息抜きできるようになりましたが、当時は好きなことを仕事にしていることによって、逆に精神的に参ってしまったこともありました。

 

-ボウリングは知名度があって、やったことがある人も多いですが、プロの存在を知らず、会ったことも無い人も多いと思います。どこに行けば会う、もしくは見ることが出来ますか。

センターにもよりますが、ボウリング場に所属しているプロも多いです。特に私の所属しているグランドボウルは所属プロが多いセンターです。なのでボウリング場に来て頂ければプロに会えると思います。ぜひ気軽に声をかけてください。