【後編】「強く望めば何でも叶う」運動が苦手だった宮地藤雄は険しい山道を駆け抜けるトレイルランナー。

2015.03.20 AZrena編集部

宮地藤雄

 

【前編】はこちら

 

危険と隣り合わせのトレイルランニング

 

-トレイルランニングをしていて楽しいと感じる瞬間を教えてください。

日本人が誰も行かないようなところに飛び込んでいった時に出会う、色々な人・景色・時間は、本当に楽しいですし、良い経験をしていると思っています。なるべく知らない土地、知らない人のところに飛び込むことを奨励します。

 

-その中でも印象的なエピソードを教えてください。

たくさんあります。行ってみたら宿が取れていないとか、旅行会社とのやりとりが上手く行かず、現地でどこに行けば良いか分からないとかありましたね。ただ、そこで出会う人たちや風景が宝物にもなります。

 

-逆にトレイルランニングにおいて、大変なことはありますか。

私自身というよりは、トレイルランニングという競技についてなのですが、ブームというのが怖いです。とりあえずやってみようという方が増えると準備や下調べを全くせずに1人で大会に出るような人も増えます。人口自体が増えるのは嬉しいのですが、山は雨や風、気候次第ではとても危ない環境になることがあります。そこで大きな怪我をしてしまったりすると、トレイルランニングという競技自体や大会の存続などに影響を与えることもあります。なので必要な装備を調べて用意する、天気を調べるなど、しっかりとした準備をして楽しんで欲しいと思っています。

 

-ありがとうございます。ここからは少し宮地さんご自身についてお聞かせいただきます。

-奥様がバイオリニスト、宮地さん自身がアスリートというご夫婦ですが、出会いはどのような形だったのですか。

出会いはトレーナーの方からの繋がりです。バイオリニストもかなりのアスリートというか、肉体労働なので体のケアが必要です。そのケアをしていたトレーナーの方が、私もお仕事で何度もご一緒させて頂いている人でした。ちなみに奥さんの体は僕より丈夫で、職業を逆にした方がいいのではよくと言われます(笑)

 

宮地藤雄

 

-宮地さんの海外での大会における写真も、奥様が撮られていることが多いですよね。

そうなんです。写真撮影や一部ケア、そして手料理による栄養面でのサポートまでしてもらって感謝しています。

自然に触れることで感性が磨かれ、人生が豊かになる

 

-宮地さんのスポーツをしていない時間の過ごし方を教えてください。

読書が大好きです。移動が多いこともあって、たくさん読みます。ビジネス書全巻ドットコムというサイトでも、店長としてレビューを書かせて頂いたりしているんですよ。ふじお文庫という名前になっていますので、見てみてください。

※ビジネス書全巻ドットコム・ふじお文庫はこちら

 

-本当に幅広く活動をされていますね。

面白いと思ったことはとにかく何でもやっています。スポーツ以外の部分との接点もとても大事にしています。

 

-座右の銘や好きな言葉があれば教えてください。

「強く望めば何でも叶う」という言葉が好きです。

 

宮地藤雄

 

-トレイルランニングという競技をやっていたからこそ起きた出来事を教えてください。

欧米の選手は前日も気にせず甘いものなど、好きなものを食べていますし、当日の朝もギリギリに来て、パッとスイッチを入れてスタートをしています。反面日本人は2時間前に来たりすることもありますが、大抵の場合会場設営自体ができていません(笑)ただ、スタート時間だけは向こうは交通機関が遅れようとも基本的に変えません。日本と逆のイメージですね。

 

-最後に読者の方に一言お願いします。

まずは、自然の中に身を置くことをしてみてください。そして機会があれば、ぜひトレイルランニングをしてみて欲しいです。川のせせらぎを聞いたり、木を眺めたりして過ごす時間はとても大事ですし、自然に触れることで感性が磨かれ、人生が豊かになると思います。

 

【前編】はこちら