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2040年までにCO2ゼロへ。クライメート・プレッジ“気候誓約”アリーナ

2022.08.01 / AZrena編集部

最も革新的で、持続可能なアリーナであることーーー。
これが、米国ワシントン州・シアトルにある「クライメート・プレッジ・アリーナ(Climate Pledge Arena)」が掲げている目標です。

1962年のシアトル万国博覧会の際に商業施設として建てられたのち、バスケットボールやアイスホッケー用のアリーナへと改築され、今に至っています。最近では、2021年に発足したアイスホッケーチーム シアトル・クラーケン(米プロリーグNHL所属)の本拠地として話題になりました。

注目すべきは、本アリーナの環境への配慮です。

通常は企業スポンサーにちなんだ名前がつけられるところを、「クライメート・プレッジ(気候誓約)・アリーナ」と名付けました。
※命名権を購入したのは、「Amazon.com,Inc.」です。社会的責任を果たすことで、自社のブランドイメージ向上を目的としています。

「2040年までに二酸化炭素排出量ゼロを目指す」との誓約を発表し、以下のような施策を生み出しています。

1. “カーボンゼロ”(温暖化ガス排出を減らす)に向けて
・化石燃料を使わず、空調管理や調理など全てを電気でまかなう
・電力は、ソーラーパネルによる太陽光発電でまかなう
・モノレール等の公共交通機関使用を推奨(シアトル・クラーケンのチケット保有者は無料で使用可能)

2. プラスチック袋不使用
・2024年までにプラスチック袋ゼロを目指す

3. 節水
・雨水をアイスリンクの氷に使用
・節水トイレ、節水シャワーの設置
・給水所(水汲み場)を多数設置(水筒の持参を推奨)

4. “ゼロウェイスト”=ゴミを95%減
・コンポスト(堆肥化可能なゴミ用)とリサイクルのゴミ箱を多数設置
・シンプルなデザインや表示で利用者の注意喚起、分別を促す

以上4つが主な施策です。

2022年10月には、NBAのプレシーズンマッチも開催される予定です。最先端のアリーナとして引き続き注目が集まります。