【前編】「100位以内になって初めて一流」。瀬間友里加が目指すのは、5年ぶりの一流舞台

2014.08.25 AZrena編集部

瀬間友里加

 

本日は、姉妹でテニスプレイヤーとして世界で活躍されている瀬間姉妹の姉、瀬間友里加さんにお越し頂きました。高校卒業後の2005年にプロ転向。2008年には全日本テニス選手権シングルス準優勝を果たし、その後も活躍されている瀬間さんのお話を、姉妹秘話も含めてインタビューさせて頂きました。

 

100位以内になって初めて一流

 

-瀬間さんのテニス経歴を教えてください。

始めたのは7歳の頃です。私の伯父さんがテニスをやっていて、テニスクラブを紹介され始めましたね。最初は週1回ペースだったんですけど、だんだんテニスにのめり込んで小学校4.5年から週3回、中学生からは更に真剣にやるようになりましたね。小学校は立川ルーデンステニスクラブ(今もホームコート)、中学生の時は朝日生命ジュニアテニススクールで、強い選手が周りにいるようなところでやれたのは、今考えても良かったと思っています。

 

-海外にも行かれてますよね。

あるファンドでIMGアカデミーに行かせて頂き、アメリカで1年間やりました。そこでは英語も学べて、海外の選手とも練習出来たので、それが世界のプロになりたい。という夢には繋がったと思っています。

 

-凄いですね。何歳くらいで行かれたんですか。

高校1年で行って、高校2年で戻ってきましたね。日本の高校に編入しました。高校でも当然ずっとテニスをしていました。そして、高校卒業と同時にプロになりました。今は、ランキングによって出れる大会が変わるので結構点々としています。

 

-テニスと言えば、4大大会(ウインブルドン選手権・全英OP・全米OP・全豪OP)ですが、出場資格はどう決まるのですか。

1-100位は本戦から出れます。そして100-200位は予選から出ることが出来ます。200位以上の選手は、大分優勝賞金は落ちますが、別なところでやっている大会に参加し、ポイントを獲得してランキング上位を目指す。ということになりますね。なので、常に試合に出ていないとという感じです(笑)

 

-かなりハードスケジュールに見えます。

そうですね。オフシーズンは12月です。ただ、大会は年に25回くらい出るんですが、1大会約1週間かかるので、年間の半分くらいは大会に出ています。

 

-海外遠征も多いですし、移動も大変そうですね。

1回の遠征でも、時差ぼけ等を考えると2,3日早く入らないとコンディションが整わないので、移動と練習も入れるとほとんど1年フルで活動しています。

 

-テニスの世界では、ランキング100位以内に入ると凄い。というイメージがあるかと思いますが、一方で200位前後の攻防も非常に激しいと聞いています。

かなりそのあたりの順位は変動します。ただ、メディアに取り上げてもらうためには100位以内に入る事が必要だと思いますね。100位以内になって初めて一流。というようなところがあります。

 

-ランキングがそれだけ重要だと、怪我で試合に出れない。という期間を作ってしまうとかなりランキング的にも不利になると思いますが、瀬間さんは怪我の経験はありますか。

ありますね。なので本当はトレーナーにも帯同してもらい、常に体のメンテナンスをするのが良いと思うのですが、テニスの場合海外の試合が多いじゃないですか。トレーナーもコーチも自分で費用を払って帯同してもらうんですね。そうすると両方。というのは費用的負担が大きいので、本当にトップクラスの稼いでいる人以外は難しいと思います。私もコーチに帯同してもらう分、トレーナーは現地に来てもらうことは少ないです。なので、帰って来た時にフィジカルトレーニングやケアをお願いすることが多いですね。

もう一度グランドスラム本戦の舞台へ

 

-瀬間さんが感じる、テニスの魅力を教えてください。

やりがいがあります。目標を定めて取り組めるというところですね。

 

瀬間友里加

 

-瀬間さんの今の目標を教えてください。

ランキングを上げる事、そしてグランドスラムの本戦に出場することです。なので、100位以内ですね。1回だけ出た事があるんですが、それが5年前なんですね。なのでもう1回本戦の舞台で戦いたいです。

 

-海外を転々とする上では、かなり費用も必要となってきますよね。

そうですね。私はありがたいことにメインスポンサーのClub MASA様を始め、ヨネックス様、エレッセ様にスポンサーをして頂いているのですが、選手によって遠征の回数や海外への帯同人数等全然違います。やはり世界ランキング100位以内に入らないとトレーナーもコーチも常に連れて海外を転戦する。というのはスポンサー様の協力なしではかなり難しいですね。そういう意味でもしっかりと大会で成績を出して恩返しすることが大事だと思っています。

 

-ご姉妹でテニスをされていて、更にお互い世界ランカーとして活躍されていますが、小さい頃から共にプレーされていたのですか。

プレ−していましたし、小さい頃は喧嘩もよくしていましたよ。ダブルスもよく組んでいたのですが、試合中に喧嘩して負ける。ということもありました。でも今は、すぐに切り替えられるようになりましたね。大人になったと感じる瞬間ですね(笑)

 

-テニスをしている中で、今まで一番嬉しかったことや辛かった事を教えてください。

やはり、嬉しい事は勝つ事や自分がしてきたことが形になることが一番嬉しいですね。本当に支えてくれている方々への恩返しにもなると思うんです。プロスポーツの場合は特に。ただ反面、本当に努力しても結果が出ない時や怪我してしまった時は苦しかったですね。プレー出来ない。というのは一番苦しいですね。

 

【後編】につづく