デサントが提案する新たな「MOVESPORT(ムーブスポーツ)」24時間、動くこと全てがスポーツ
デサントが次世代アスリートユニットとともに歩む新しいコンセプトの「MOVESPORT(ムーブスポーツ)」を発表しました。動くこと全てをスポーツだと捉え、着るユーザーのパフォーマンスを上げて日常生活をより豊かにすることが目的です。
<写真提供:デサントジャパン株式会社>
デサントジャパン株式会社は、2023年春夏シーズンより、20-30代に向けた新しいコンセプトのニューレーベル『MOVESPORT(ムーブスポーツ)』を展開することを発表しました。
またニューレーベルを象徴する存在として、未来のスポーツシーンを牽引する次世代アスリートによる『MOVESPORT UNIT(ムーブスポーツユニット)』の発足も合わせて発表されました。
「MOVESPORT UNIT(ムーブスポーツユニット)」所属選手
・芝田モト(しばた・もと/スケートボード:バーチカル)
・大和晴彦(おわ・はるひこ/BMX:フリースタイル)
・早川優衣(はやかわ・ゆい/BMX:レーシング)
・楢崎明智(ならさき・めいち/スポーツクライミング)
・久米乃ノ華(くめ・ののは/スポーツクライミング)
・渡辺倫果(わたなべ・りんか/TOKIO インカラミ/法政大学スケート部:フィギュアスケート)
・中田璃士(なかた・りお/TOKIO インカラミスケート部:フィギュアスケート)
・中井亜美(なかい・あみ/TOKIO インカラミスケート部:フィギュアスケート)
「MOVESPORT(ムーブスポーツ)」を24時間着用できるウェアに
2023年1月19日に行われた記者発表会では、小川典利大(おがわ・のりお)社長が最初に登壇し、『MOVESPORT(ムーブスポーツ)』とデサントの2つのブランディングを分けることを発表しました。
次世代のトレーニングウェアとして展開される『MOVESPORT(ムーブスポーツ)』は、フィッティングやシンプルなデザイン性、デサントらしいきめ細かなつくりは変わらないウェアとなります。
会見中、「普段のトレーニングシーンからプライベートの日常シーンまで24時間着用できるウェアという点では、ある種のルームウェアと言っても良いのではないか」と笑いを誘う場面も。
『MOVESPORT UNIT(ムーブスポーツユニット)』に関して「MOVESPORT(ムーブスポーツ)と共に世界に羽ばたいていく存在として投資していきたい」と語っています。
続いてウェアの商品企画を担当した弘中貴大(ひろなか・たかひろ)氏が登壇し、「日常でも着用できることがコンセプト」と従来のスポーツウェアの商品開発シーンでは着目されなかった点をアピール。
「デサントとして睡眠や食事、通勤通学など動くこと全てをスポーツだと捉え、着るユーザーのパフォーマンスを上げて日常生活をより豊かにしたい」と商品企画への想いを語りました。
『MOVESPORT(ムーブスポーツ)』には、これまでデサントが培ってきた機能性がふんだんに取り入れられ、日常シーンで着る際にもだらしなく見えないような工夫がウェアの各所に施されています。
弘中氏の発表後に行なわれた『MOVESPORT UNIT(ムーブスポーツユニット)』によるトークセッションでは、着用したアスリートが着心地について感想を語り、その機能性を裏付けているようにも感じられました。
<写真提供:デサントジャパン株式会社>
競技に集中するために必要な着心地で、ベストパフォーマンスにつなげる
ー早速、『MOVESPORT(ムーブスポーツ)』ウェアの着心地などをみなさんにお聞きしたいと思います。
芝田モト(以下、芝田):PRの映像撮影の際に着させていただいたのですが、引きつることもなく、すごく軽くて動きやすかったことが印象に残っています。あとは、速乾性のある生地なのも良いところだと感じています。
デサントとスケートボードがコラボすることで新しいなにかが生まれたらいいなとも思いますよ。
楢崎明智(以下、楢崎):ポロシャツには堅苦しい印象がありましたが、実際に着てみると、これなら登れるなと思いました。
競技会でポロシャツを着ることはなかったですが、新たなスタイルとして挑戦したいですね。
僕は練習する際には外だと長ズボンで登ることが多いのですが、足が上げにくくなることが気になることがあります。『MOVESPORT(ムーブスポーツ)』はストレッチが効いていてとても良いですね。
久米乃ノ華(以下、久米):上に手を伸ばした時などに引っかかる感覚がないので、動きやすい印象です。練習でも着ているのですが、パフォーマンスが上がる感じがしています。
クライミングをするときは着用するものが決まっていることが多いのですが、クライマーの間で広まって新しい波が来たら嬉しいです。
ーフィギュアスケートの練習中のウェアとしてはいかがでしょうか?
中田璃士(以下、中田):すごく軽くて動きやすく、スケートをしているときにぴったりだなと思いました。
中井亜美(以下、中井):遠征が多いので寒暖差など体が冷えてしまうときに、軽くてあたたかいウェアなので期待したいです。
渡辺倫果(以下、渡辺):競技中のみならず、普段使いとしても着心地がいいなと感じています。
競技に集中するために、競技以外でストレスがないようにしたいんです。それが成績にも反映するとも思っていますし、このウェアは着心地がいいのでプライベートから充実するのではないかなと思いました。
ー早川選手はこの『MOVESPORT(ムーブスポーツ)』がどんなときに活躍してくれると考えていらっしゃいますか?
早川優衣(以下、早川):レースのときはレースウェアを着る必要があるので、ジムでのトレーニングや自転車のコントロールをする練習のときに活躍しそうですね。早く『MOVESPORT(ムーブスポーツ)』を着て練習したいです。
今はウェイトトレーニングの期間なので、このウェアを着てスクワットでマックスをあげられるように頑張ります。
ーでは、モデルとしても活躍されている大和選手にも聞いてみましょう!
大和晴彦(以下、大和):あまり締まったタイプのパンツは普段履かないのですが、撮影のときに履いてみてしっくりくるなと思いました。あとは、薄い生地なのに、丈夫な印象も持ちました。着てみてわかることがいっぱいありましたね。
プライベートでも洋服がすごく好きなので、商品開発も一緒にやっていけたらいいなと思っています。
<写真提供:デサントジャパン株式会社>
ー中井選手から今後の目標や取り組んでいきたいことを教えてください。
中井:今シーズンはたくさんの試合に出て、多くの経験をしました。世界大会もあるので元気に演技ができたらいいなと思います。
中田:今年は、出る試合すべてで自分のベストを出したいと思います。ノーミスにこだわるだけではなく、自分自身を越えたいです。
楢崎:SNSなども使ってスポーツの良さやクライミングの魅力も発信していきたいです。『MOVESPORT(ムーブスポーツ)』としては、スポーツ交流といった形でお互いのスポーツを教えあう機会があればいいなと思いますね。
僕自身の目標としては、日本代表の選考に向けて重要な年になるので、一つひとつの大会で結果を残してオリンピックに繋げたいです。
早川:BMXのフリースタイルは知られていると思うのですが、レースは知名度があまり高くありません。私が『MOVESPORT(ムーブスポーツ)』を着て活躍することで、ムーブスポーツとBMXレーシングをたくさんの人に知ってもらえるように頑張りたいです。
大和:大会で良い成績を獲るのはもちろんですが、スポーツを通してみなさんと繋がれたらいいなと思います。デサントは野球のイメージが強いと思いますが、それ以外の競技にも広げていって、ストリートもかっこいいじゃんと思ってもらえたら嬉しいですね。
ースケートボードで活躍されている芝田選手はいかがですか?
芝田:エックスゲームズで『MOVESPORT(ムーブスポーツ)』を着ることで、いろいろな人に見てもらえると思っています。自分好みのデザインのウェアでスポーツができたら、それがモチベーションになるんだという部分を見てほしいです。
ー最後に渡辺選手にまとめていただきます。
渡辺:フィギュアスケートにとって「美」というのは必要不可欠なものです。自分自身が作品になるスポーツでありますし、自分があってこそ作品が成り立つものだと思っています。
『MOVESPORT UNIT(ムーブスポーツユニット)』として意見交換をしながら、商品開発もしてみたいです。練習を充実させて、世界大会でも自分の納得のいく演技をできればいいと思います。
個人的な目標としては、今シーズンの残りの試合で納得のいく演技をしたいですね。美しさを追求して頑張りたいです。
新しいコンセプトのニューレーベル『MOVESPORT(ムーブスポーツ)』とともに歩む、『MOVESPORT UNIT(ムーブスポーツユニット)』の今後の活動に注目です。