年々進化を遂げる卓球ロボット。ラリーを通じ、人と機械の未来を体感
2019.06.24
/
AZrena編集部
大手電気機器メーカーのオムロンは、卓球ロボット「フォルフェウス」を開発しています。このフォルフェウスという名前は「For(向かう)」、「ORPHEUS(人間の創造性を象徴するギリシャ神話の吟遊詩人)」を組み合わせた造語です。
現行のモデルは5代目で、2016年には世界初の卓球ロボットとしてギネス世界記録に認定されました。2018年と2019年には、アメリカ・ラスベガスで開催されている世界最大規模の見本市「CES(コンシューマー・エレクトロニクス・
動画引用元:オムロン / OMRON
ラリー中の様々な情報を高速・高精度に取得でき、カットやドライブなどの高度な技能も実現しています。また、AIによるコーチング能力も備わっており、選手への指導も可能です。
このロボットは、機械が人の能力を引き出す「融和」の世界を体現しています。オムロンが目指す人と機械の未来が、卓球のラリーを通じて感じられます。
フォルフェウスがさらなる進化を遂げた時、私たちのスポーツや生活の環境はどのように変化しているのでしょうか。