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“行動力”で茨城から仙台へ。ベガルタ仙台サポ・峰麻美のクラブ愛[PR]

2019.12.12 / AZrena編集部

“行動力”で茨城から仙台へ。ベガルタ仙台サポ・峰麻美のクラブ愛[PR]

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「サポーター」が、そのチームを選んだ理由は人それぞれ。生まれた時から地元愛を貫く人がいれば、特定の選手に惹かれてサポーターになる人もいます。そんな愛するチームを応援する人々のストーリーに迫るのが本企画「チームを支えるサポーターの“応援”の話 powered by HEAT-X/WIND-X」。

☆文末に読者プレゼントの案内もございます!ぜひ奮ってご応募ください。

 

第1回は、ベガルタ仙台サポーターの峰麻美さんにフォーカスします。

茨城県出身の峰さんは、幼少期からサッカーに親しみ、様々なJクラブとの接点がありました。しかし彼女が選んだのは、学生時代には縁もゆかりもなかったベガルタ仙台。

 

今ではベガルタ仙台サポーターとして広く知られている峰さんですが、なぜ茨城から仙台へ通うほどの価値をクラブに感じたのしょうか。

写真・撮影:高木創

初めて見たのはジェフ千葉

サッカーとの最初の接点は小学生のときで。男子と混ざってサッカーをやっていました。私は茨城県出身なので県内には鹿島アントラーズがありましたし、読売新聞を取っていたので東京ヴェルディ(読売サッカークラブとして1969年に創設)のグッズをもらうことも良くありました。学校にも2クラブのグッズを持って行っていましたし、Jリーグもテレビで見ていたので、サッカーはいつでも身近にありましたね。

 

家族はあまりサッカーに関心を持っていなかったのですが、小さい時の写真を見ると、弟がジュビロ磐田のキャップを被っていました。実家に帰ると、今でもJリーグ創設当初のグッズがたくさん。今のJリーグはクラブ数が多いので、クラブごとにグッズショップが存在していますが、当時はデパートやスーパーで、いろんなクラブのグッズが普通に買えたんです。だから、家にも色々あったのかなと。

 

実はバスケットボールも好きで、レイカーズでコービー・ブライアントやシャキール・オニールが活躍していた時は、NBAを良く見ていました。弟はバスケ部に入っていて、シクサーズが好きだったんですが、私はペイサーズが好きで、レジー・ミラーに魅了されていて。野球も好きで。地元の古河市が埼玉県に近かったので、西武ライオンズも応援していました。

 

もちろんサッカーを生で見に行きたかったんですが、茨城県にあるカシマサッカースタジアムは家からかなりの距離があるんです。なので、小中学校では見に行く機会はほとんどありませんでした。高校に入ってからアルバイトを始めて、貯めたお金でまず見に行ったのがジェフユナイテッド千葉(当時はジェフユナイテッド市原)の試合。

 

ジェフではトップ下で活躍する阿部勇樹選手(現 浦和レッズ所属)が好きだったんです。私はそこまで本気でサッカーをやってこなかったので、あまり知識はなかったですが、パッと見で阿部選手が目立っていたので。

 

その阿部選手がボランチをやっていたこともあって、一番好きなポジションがボランチになりました。“職人” “縁の下の力持ち”という印象が強いです。

 

持ち前の“行動力”で茨城から仙台へ

それからベガルタ仙台のサポーターになったのは、(※)関口訓充選手の影響があります。関口選手は私と同い年で、帝京高校でプレーしている時から注目していました。その後はあまりプレーを見る機会がなかったんですが、2009年にベガルタがJ2を優勝した時に「そういえば関口選手ってベガルタにいたんだ」と気づいたんです。

 

※関口訓充・・・元日本代表。2004年に帝京高校からベガルタ仙台へ加入し、8シーズンに渡ってプレー。その後は浦和レッズ、セレッソ大阪と渡り歩き、2018年にベガルタ仙台へ6年ぶりの復帰を果たした。

 

私はもともとバンギャ(ヴィジュアル系バンドのファン)だったのですが、仙台にはライブで何回も行っていました。その経験から遠くは感じていなかったんです。「だったら関口選手を見るためにベガルタの試合を見に行こう」。そう思い、2010年から仙台に足を運ぶようになりました。

 

もともと行動力はあるほうだったので、1人で行くことには何も抵抗がなかったです。自分の見たいもの、やりたいことがそこにあるなら、迷わず行動するタイプだったので。

 

それに当時はTwitterが流行り始めた時だったので、現地に足を運んでいると、同じように遠方から1人で来ている方が連絡をしてくれたんです。少しずつ繋がりが増えていって、いわゆる“関東組”の方々と一緒に応援するようになりました。

 

「ユアスタ以上に最高のスタジアムはない」

初めてユアテックスタジアム仙台(当時は仙台スタジアム)に行った時は、とにかくスタンドが明るい!と思いました。クラブカラーのベガルタ・ゴールドはとにかく目立ちますし、膨張色なので観客がたくさん入っているように見えます。明るい色のクラブは、そこが美味しいところですよね(笑)。

 

通い始めた当時はあまり気づかなかったのですが、アクセスの良さとピッチの近さもユアスタの魅力です。特に日本のスタジアムはアクセスの悪さや、サッカー専用スタジアムの少なさが課題なので。

 

ユアスタは屋根に声がすごく反響しますし、バックスタンドにも立ち見エリアがあるので、ピッチ全体に声が響き渡ります。仕事でとあるGKの選手にインタビューをした時があったのですが「コーチングの声が届かないからやりにくい」と言っていました。そういった様々な面に目を向けると、ユアスタ以上に最高のスタジアムはないと思っています。

 

サポーターは悪天候でもチームとともに戦う

その翌年、2011年の東日本大震災がありました。とにかく衝撃でしたし、被災した街の映像を見るのが精神的に辛くて、心療内科に通っていた時期もありました。震災の影響で約1カ月間、リーグ戦が中断されて、再開初戦はアウェーの川崎フロンターレ戦。私は現地に駆けつけましたが、2−1で逆転勝利したシーンは今でもすごく印象に残っています。

 

震災の年は、やはりチーム全体から「負けられない」という気持ちが感じられました。最終節で勝利して、横浜F・マリノスを抜いて過去最高順位の4位。その勢いのまま翌年の2012年は2位に入って、2013年はアジアチャンピオンズリーグ(ACL)に初出場しました。

 

当時のJリーグは3月に開幕戦を迎えていましたが(現在は2月下旬)、ACLに出場するクラブは2月下旬にはシーズンが始まるんですよね。2月の仙台はただでさえ寒いのに、ACLの開幕節はまさかのホームゲーム。

 

しかも、その年は特に寒くて、ゴールデンウィークくらいまで雪が降っていたんですよ。ベガルタサポーターは普段から防寒はバッチリなんですけど、寒すぎてみんなで震えていた記憶があります(笑)。

 

ただ、相手のブリーラム・ユナイテッドはタイのクラブなので、寒さには慣れていないはず。地の利を活かせば勝てるだろうと考えていましたが、試合は1−1の引き分けでした。初の国際舞台で勝ち点1は悪くない結果だったものの、勝てなかったので余計に寒く感じましたね。

峰麻美

 

愛する選手が移籍しても…

私が2011年にベガルタを応援し始めた時は、関口選手がいるクラブということで応援していました。その関口選手は、2013年に浦和レッズへ移籍。ただ、関口選手を応援するためにサポートするクラブを変えようとは思わなかったです。

 

当時の私はサポーター仲間もたくさんできていて、他の選手やクラブ自体の良さも分かっていました。ベガルタが身近な存在になっていましたし、簡単に離れることなんてできないなと。

 

移籍した関口選手の次にベガルタで好きになったのは、角田誠選手でした。私は基本的にユニフォームを1シーズンで1枚しか買わないのですが、2012年は関口選手と角田選手の2枚買い。角田選手は頼れる闘将でしたし、そういった選手がいるとチームは引き締まりますよね。

 

そんな角田選手も、2014年には川崎フロンターレに移籍しました。その年に私はサッカー番組のMCをやっていたので、ユアスタでの川崎戦を取材して、角田選手と再会。私が取材エリアにいるのを見て驚いていたので、サッカー番組のMCをやっていると話したんです。すると「好きなことを仕事にするのはみんなができるわけじゃない。頑張って」と言ってくれて。その言葉が今でも私の支えになっています。

 

2019年のベガルタでは、宮城出身の道渕諒平選手に期待しています。宮城は東北6県の中では一番栄えていますが、実は宮城出身の選手がJリーグにほとんどいないんですよね。

 

リーグ全体で見ると、遠藤康選手(鹿島アントラーズ)や今野泰幸選手(ジュビロ磐田)が有名ですが、ベガルタではかなり少ない。その中で、宮城出身の道渕選手は地元愛が強いはずなので、活躍してほしいという想いが強いです。

 

サポーターにしか分からない“喜怒哀楽”

私は試合に負けた時には、なぜ負けたのかを分析して批判したいタイプなんです。ただ、サポーターの全員が全員そうではないことも分かっていますし、時には価値観の違いでぶつかってしまうこともあります。そのスタンスの違いも、クラブが好きだからこそ表れるものだと思っていますが、ベースにある勝ってほしいという気持ちはみんな変わらない。

 

ベガルタは2011年に4位、2012年に2位と好成績を残していますが、それ以降は下位に沈んでいます。もちろん勝てていた時期を知っているので、また優勝争いができれば嬉しいですが、私はそこまで高望みはしません。大規模なクラブではないので、J1に残留できるだけでも素晴らしいことですし、愛するクラブが存続さえしてくれれば満足なんです。

 

メディアという立場で言えば、どのクラブにも属さないほうが仕事の幅は広がりますし、サッカーをより俯瞰的に見れますよね。私はベガルタのサポーターとして仕事をしているので、そういった方々の幅の広さを羨ましいと感じることもあります。

 

ただ、一つのクラブを長く応援し続けることの素晴らしさは、サポーターにしか分かりません。時間とお金をかけて応援することで得られる喜怒哀楽がありますし、私はその素晴らしさを知っているので、ベガルタのサポーターであることを誇りに思っています。今後もスタンスを変えずに、愛するクラブを応援し続けていきたいですね。

 

寒くて辛かった観戦試合は…

天候のエピソードで言うと、アウェーで柏レイソルと試合をする時は、雨が多いイメージがあります。2014年には、雷雨の影響でキックオフが1時間遅れました。それでも日立台(日立柏サッカー場)は得意としているので、悪い思い出ではないんです(笑)。

 

2012年の日立台での試合では、サッカーを見たことのない友達を連れて行きましたが、その日もずっと雨で。ゴール裏には屋根がないので、ベガルタのポンチョを着て一緒に応援していました。

 

試合は壮絶な点の取り合いで、最終的には3−2で勝利。雨の中でも友達は『すごく楽しかった』と言ってくれました。その後も友達はJリーグを見に来るようになって、自分で好きなクラブや選手を見つけて応援に行っています。残念ながら、ベガルタファンにはならなかったんですけどね(笑)。

 

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本企画「チームを支えるサポーターの“応援”の話 powered by HEAT-X/WIND-X」の連載記事を読んでくださった方から抽選で15名の方に、冬の応援時における必須アイテム「HEAT-XとWIND-X」をプレゼントします!

 

【応募方法】
本特集記事のURLに加え、ハッシュタグ「#寒くて辛かったあの試合」を付け、該当する試合についての思い出を添えてツイートしてください。これで応募は完了です。

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【締切&当選発表日】
12/19(木)23:59が投稿の締切となります。また、12/20(金)14:00から、順次当選者にAZrena公式twitterよりDMを送らさせていただきます。

→本キャンペーンは終了しました。たくさんのご応募、誠にありがとうございます!

峰麻美