「野球vsサッカー」ー 本当に人気なのはどっちだ?

2016.08.31 AZrena編集部

国民的スポーツとして圧倒的人気を誇る野球と、国内外で幅広く親しまれているサッカー。今回は、そんな2つの競技の国内でのファン層を、男女別・年代別・年収別に解析を行っていく。3つの異なるデータを元に両者を比較して見ると、興味深い結果が露わになった。

 

2つの競技を比較すると、人気がほぼ互角なことが判明

soya

これは、野球とサッカーにおける男女別のファンの割合を示したデータだ。どちらの競技も男性ファン率が6割を超えているが、男女比の差はわずか1パーセントと開きがなかった。近年はサッカー・セレッソ大阪を応援する「セレ女」やプロ野球・広島東洋カープを後押しする「カープ女子」などが話題に挙がり、女性専用席の設置や女性向けグッズの提供に尽力している両者だが、未だに男性人気は衰えていないようだ。

 

サッカー野球

soccer

男女別のファンの割合では、ほぼ互角に終わった野球とサッカー。年代別のデータに着目すると、野球が40代・50代のファンの割合で上回り、サッカーは20代のファンの割合で勝ったが、どちらも大差は見られなかった。年収別のデータを比較しても、同じ項目での割合の開きは最大で1パーセントしかなく、両競技のファン層はおおよそイコールなことが明らかになった。

 

4年後の東京五輪へ向けて、ファン層を拡大へ

Fans on stadium soccer game Confetti and tinsel

サッカー・Jリーグでは近年、19歳・20歳の若者を対象試合に無料招待する「Jマジ!」を実施し、若年層のファン獲得に力を注いでいる。8月23日にスポーツのライブストリーミングサービス「DAZN」が開始するなど、最近は手軽にインターネットでスポーツ観戦が可能になったが、競技の魅力を直に伝えるためにも、若者をいかに現場へ引き寄せるかは重要なポイントである。

 

2020年に行われる東京五輪では、3大会ぶりに正式種目として復活することが決まった野球。4年後に向けて、競技熱がより一層高まることは間違いないだろう。一方のサッカーは、8月に行われたリオ五輪ではグループリーグ敗退に終わってしまったが、自国開催の五輪では52年ぶりのメダル獲得に期待が懸かる。それぞれの競技が大舞台で飛躍を遂げるためには、ファンのサポートが欠かせないはずだ。両雄がファン層の拡大に向けてどのような施策を講じていくのか、今後の動向に注目したい。