拓殖大で頂点を経験した瀬崎理奈。次なる目標はWリーグ優勝。

2015.09.24 森 大樹

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瀨崎理奈選手は小学生の時からバスケットボールを始め、高校時代にインターハイ・国体で3位、拓殖大学時代には全国優勝など、輝かしい成績を残されており、アンダー世代の日本代表にも選出経験もあり。大学卒業後の2014年からは日本のトップリーグであるWリーグの羽田ヴィッキーズでプレーをしている。

 

輝かしい成績を残した学生時代

 

-まず瀨崎さんのスポーツ経歴を教えてください。

幼稚園の時から水泳をしていました。バスケットボールを始めたのは小学2年生の時からで、小学4年生までは2つ平行して続けていましたが、それ以降は1本に絞ってやっています。

 

-バスケットボールはどのような形でやっていたのでしょうか。

ミニバスケットボールのクラブチームに入っていました。

 

-それぞれ始めるきっかけは何だったのでしょうか。

水泳は兄の影響で、幼馴染だった近所のお姉さんから誘われて、始めました。

 

-その後はバスケットボール1本に絞ったということですが、進学はどのようにして決めたのですか。

中学の時もバスケットボールの強いところに行こうか迷ったのですが、結局地元にある家から通える学校にしました。高校はいくつかお誘いを頂いた中から選ばせてもらい、地元・福岡県で一番強い中村学園女子高校に進学しました。そこは全寮制で朝練に始まり、夜遅くまで練習していましたね。

 

-当時うまくなるためにご自身で取り組んでいたことを教えてください。

中学生の時は自主的にノートを書いていました。課題や反省、目標などを毎日書き留めていました。でも結局監督の意向で高校では強制的に3年間ノートを付けることになり、中高6年間ずっとつけていました(笑)

 

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-高校で監督に言われる前から自主的にノートを付けるくらい研究熱心だったんですね。

私はとにかくバスケットボールがすごく好きで、休みの日も近くの公園でやっているような子だったので、他の人に比べると接している時間は長かったとは思います。

 

-拓殖大学に進学し、ユニバーシアード日本代表にも選出されていますが、世界を見た時にどのようなところに差と可能性を感じましたか。

やはりフィジカルの部分の差は大きく感じましたね。日本人は背が低く、体が細いです。でもバスケットボールをする上での技術は日本も高いと思いました。そこは世界でも通用する部分だと感じました。

 

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バスケットボールをやめようと考えたことは一度もない

 

-卒業後は現在所属している羽田ヴィッキーズに入団されていますが、どういった経緯でオファーがあったのでしょうか。

星澤前監督からお話を頂きました。直接お話を聞いてすごく魅力的だったので、すぐに入ることを決めました。

 

-ヴィッキーズのいいところを教えてください。

他のチームがどうか分からないので、比較はできないですが、仲はいいと思います!あとはまだ足りないですが、ミーティングでみんなが意見を言える雰囲気があります。私もまだ2年目ですが、上下関係を気にせずに話せるという点でまとまりがあるチームだと感じています。

 

-競技を続ける中で一番辛かった場面と印象に残っている瞬間を教えてください。

先ほども言った通り、バスケットボールが本当に好きなので、例えば練習がすごくきつくて止めたい、などと考えたことは一度もありません。負けてしまった試合でも、悔しい気持ちより先に次どうするかを考えてやってきました。

でも強いて挙げるとすれば、高校3年生の最後の試合です。県で1チームしか出られないウィンターカップ(全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会)への出場を懸けた試合でした。当然日本一を目指してやっていましたし、最後の大会ですごく気合も入っており、そのために様々な準備をしていました。自分のコンディションはもちろん、キャプテンだったので、チームメイトのことまで気を配って、その大会に臨んだんです。でもそこまでして、臨んだ大会で負けてしまいました。その時はさすがに少し止めたいと思いました。「ここまでやっても勝てないのか…」と本当に落ち込んだので、印象に残っています。でも一番はどれかと言われると本当に今までいろいろあったので、決められないですね。

 

-瀨崎さんのプレーにおけるアピールポイントを教えてください。

前はスリーポイントシュートだったのですが、最近はアグレッシブさが持ち味だと思っています。私は誰よりもスピードがあるとか、秀でた何かを持っているわけではないです。それでも要所での速さや思い切った攻撃などを今年は出して行こうと考えているので、そこを見て頂ければと思います。

 

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-選手それぞれにコートネームが付けられていますが、瀨崎選手の「イク」という名前はどのようにして付いたのですか。

私は高校生の時に先輩から付けてもらいました。クイックネス(素早さ)の中の「イク」を取って付けられました(笑)みんなそんな感じで付けられていますよ。

 

-そうなんですね!全然知りませんでした。

-憧れの選手を教えてください。

(※)並里成選手です。

並里成選手:bjリーグ・大阪エヴェッサ所属のバスケットボール選手。瀨崎選手と同じガード(司令塔)で、海外挑戦もしており、一時NBAの育成リーグのドラフト候補にも挙がった。学生時代にはスラムダンク奨学金1期生としてアメリカ留学も経験している。

 

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-ライバルの選手はいますか。

…思いつかないので自分にしておきます!(笑)

 

-瀨崎選手は試合前などに緊張しますか。

私はしないです。でも先ほどの高校最後の試合はすごく緊張しました。その試合で学んだんですけど、勝ちにこだわり過ぎると緊張してしまうのだと思います。勝ちに行くのはもちろんなのですが、それが一番に来てしまうと空回りしてしまう自分がいます。今も勝つために練習をしていますが、そうならないようにしています。