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米高校女子バスケ人口が19%減少。陸上・バレー・サッカーは増加

2022.10.04 / AZrena編集部

2022年9月に全米州立高校協会が行なった調査によると、高校生の女子バスケットボール人口は2002年以降19%減少しており、高校スポーツの人気順は4位に落ちました。対象的に伸びたスポーツは、陸上競技、バレーボール、サッカーとなります。

バスケットボールは、アメリカで男女ともに人気のスポーツです。Women National Basketball Association(WNBA)は2022年2月に約7,500万ドルの投資を24以上の投資家や企業から受けており、女子スポーツ団体としては史上最大額となっています。

 

 

しかし2022年9月に全米州立高校協会が行なった調査によると、高校生の女子バスケットボール人口は2002年以降19%減少しており、高校スポーツの人気順は4位に落ちたとのこと。コロナ以前の2019年と比較しても、高校スポーツ全体の人口が4%減なのに対し、女子バスケットボールは7%減と、厳しい結果になっています。

 

一方、高校女子で一番人気の陸上競技は10%増、バレーボールは15%増、サッカーは27%増とバスケとは対照的に伸びています。

 

 

多くの学校で他種目のスポーツチームが新設されていることや、早い年齢からひとつのスポーツに専念する選手が増えていることが女子バスケの人口減少の原因として考えられます。

 

アメリカでは王道の人気スポーツとして、女子バスケは改めて育成年代へ魅力を伝えることができるのでしょうか。今後の動向にも注目です。