北米プロインドアラクロスリーグ(NLL)が、初の屋外試合を開催
北米プロインドアラクロスリーグ・NLLが、リーグ史上初となる屋外での試合を開催しました。新型コロナウイルスの影響もあり、3年越しに実現した異例の屋外試合。ラクロスの発展と普及を目指した活動の一環といえます。
北米プロインドアラクロスリーグのナショナル・ラクロス・リーグ(NLL)は3月4日にリーグ史上初となる屋外での試合開催を行ないました。
Hey @SealsLax, thanks for partying at our place on Saturday 🎉 pic.twitter.com/CF1d0dU0Cf
— Snapdragon Stadium (@SnapdragonStdm) March 7, 2023
NLLはアメリカ合衆国10チーム、カナダ5チームが所属するプロ屋内ラクロス(ボックスラクロス)リーグであり、1987年に創設されました。通常はアイスホッケーリンクの氷を溶かし、その上に芝を敷いて行なわれるため、屋外フィールドでの開催は異例です。
2023年フィールドラクロスワールドカップの開催地であるスナップドラゴン・スタジアム(米サンディエゴ)上に特別な囲いを設置し、試合を開催。サンディエゴに本拠地を持つサンディエゴ・シールズが試合をホストし、ラスベガス・デザートドッグスと対戦しました。
サンディエゴ・シールズは2020年にも屋外での試合開催を試みましたが、新型コロナウィルス感染拡大の影響で断念。三年越しでの実施となりました。
北米ではそれなりの集客力を誇るNLLですが、ラクロス自体の発展と普及、認知度向上に努めており、今回の屋外での試合開催もその活動の一環といえます。