アメリカで合法化されたスポーツ賭博。招かざる客が市場に参入...
2020.01.31
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AZrena編集部
アメリカでは、2018年にスポーツ賭博が合法化された。そのアメリカよりも先に合法化が進んでいるヨーロッパのギャンブル企業は、ノウハウを生かしてアメリカの市場に参入している。
米、全州でスポーツ賭博解禁へ 最高裁が判断 https://t.co/NTXRD9A1Dh
— AFPBB News (@afpbbcom) May 15, 2018
しかし、イタリアンマフィアと繋がりのある企業の参入や、政治家と関係する企業が入札なしでの運営を認められるなど、様々な懸念事項もある。
ギャンブルが盛んな街は、至るところで違法賭博が行われた結果、荒廃してしまうことも珍しくない。そのため合法化は慎重に進めるべきだが、ギャンブルによって多額の消費税や法人税が発生するため、行政が合法化を急ぐケースもある。
一方で、ギャンブルの合法化によって、小規模な違法賭博が淘汰されていく可能性は非常に高い。つまり、街の治安を考えると望ましいことでもあるのだ。とはいえ、長いスパンで考えると組織犯罪が起きる恐れもあり、経過観察は必要不可欠だろう。今後、スポーツ賭博はアメリカにどのような影響を与えるのだろうか。