ITの力でサムライに!スマホと連動する生涯スポーツ「サッセン」
2020.05.25
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AZrena編集部
ITの力でサムライの勝負を再現し、忍者のように戦う競技がある。福岡県北九州市で誕生した「サッセン」は、年齢、性別、障がいの有無を問わず、誰でも楽しむことができる生涯スポーツだ。
動画引用元:生涯スポーツ 全国サッセン協会 SASSEN
サッセンは1対1で行なう個人競技で、日本刀をイメージして作られた「SASSEN刀」を使い、対戦相手に触れた回数で勝敗を競う。公式ルールでは、2本先取か、60秒経過時点で本数の多いほうが勝利。SASSEN刀にはセンサーが付いており、専用のスマホアプリで接触の有無を判定することができる。
接触が同時に見える場面でも、どちらが早かったかはセンサーで明確になる。また、刀は発泡ポリエチレン製素材を用いており、当たっても怪我をしにくい。まさに公平性と安全性が保たれた競技と言えるだろう。
刀を振り回せるのは、1人5回まで。そのため、無闇に振り回さず、戦略をしっかりと練る必要がある。ルールは簡単だが、駆け引きや想像力も求められるのだ。
将来的には「審判がいなくてもスマホさえあれば試合ができること」を目標としている。また、体幹を鍛えるサッセン健康講座や、センサーを利用した鬼ごっこなど、楽しみ方は様々だ。ITの力で、人々の健康が促進されることを期待したい。
【ミクニワールドスタジアム】サッセンを取り入れた反射ゲーム! 小学生低学年を中心に大盛り上がりでした(^^)
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正確な当たり判定ができるセンサー棒を利用した「鬼ごっこ」の様子 pic.twitter.com/3z8GD6dIkh— SASSEN // 生涯スポーツ 全日本サッセン協会(公式) (@sassen_frkz) April 27, 2019