競技を超えたスポーツ界関係者が立ち上げ！インドアラクロスで新プロチームが発足

スポーツ界のビッグネームが共同オーナーとなり、話題になったスポーツチームがあります。

「アイスホッケーの神様」と呼ばれ、史上最高のアイスホッケー選手との呼び声高いWayne Gretzky氏。元NBA選手で現ブルックリン・ネッツのヘッドコーチを務めるStephen Nash氏。オンライン・マーケットを展開するアリババグループの創始者の1人であり、ブルックリン・ネッツ(NBA)のオーナーでもあるJoseph Tsai氏。全米オープン、マスターズ優勝経験のあるプロゴルファー、Dustin Johnson氏。

彼らが作ったのは、ボックス（インドア）ラクロスリーグ最高峰、National Lacrosse League（以下、NLL）のラスベガス・デザートドッグス(Las Vegas Desert Dogs)です。2021年に発足し、2022-23年が初めてのシーズンとなります。

NLLは1986年に発足。近年チーム数を増やしており、カナダに5チーム、アメリカ合衆国に10チームの計15チームが所属しています。プロインドアスポーツとしては、NHL、NBAに次いで世界3位の平均観客動員数を誇る北米のビッグリーグです。アイスホッケーリンクの氷を溶かし、コンクリートの上に人工芝を引いたリンクでプレーします。

カナダの夏の国技であるラクロス。日本ではサッカーコートほどの広さの外グラウンドで行うフィールドラクロスが主流ですが、カナダではアイスホッケーリンクの氷を溶かしてインドアで行うボックスラクロスが盛んです。

チーム名はファン投票で募り、2,000以上の投票の中から、ラスベガスの特色を反映する「デザートドッグス」に決定しました。

競技を超えたスポーツ界従事者が集まって誕生した今回のチーム、今後の動向にも注目です。