アンケートから読み解く市立吹田サッカースタジアム。最大の魅力は「屋根」にあり。

2016.06.09 AZrena編集部

Soccer concept

 

2015年10月10日、明治安田生命J1リーグに所属するガンバ大阪の新本拠地として、収容人数およそ4万人を誇るサッカー専用競技場「市立吹田サッカースタジアム」が設立された。こけら落としとなった2月14日の親善試合・名古屋グランパス戦では約3万5千人の観客が集い、その後もJリーグで観客動員数3万人超を連発。そんな市立吹田スタジアムについて、ある興味深いデータが示されている。

 

レピュコムのデータによると昨年10月に同スタジアムが完成したことを認知している(※)サッカーファンは25%を記録し、一般層に関しては約15%に留まった。なお、大阪在住者に限定すると認知度は39%に昇る。日本初の寄付金で作られた競技場としても話題に挙がった市立吹田スタジアムだが、認知度はさほど高くないことが分かった。

 

※サッカーファン・・・レピュコムが行った各スポーツの関心度調査における“サッカー”の項目において「とても興味がある」「まあ興味がある」と答えた人

 

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次は、市立吹田スタジアムの魅力に目を向ける。すると、「サッカー専用競技場であること」に魅力を感じているファンは54%で、「すべての座席を屋根がカバーしていること」に魅力を感じているファンは74%に達した。同スタジアムは日本でも数少ないサッカー専用競技場で、観客席からピッチまでの距離が最短で7mと言われているが、ファンは臨場感よりも雨に濡れず快適に観戦することを求めているようだ。一方で、「日本初の寄付金で作られたスタジアムであること」に魅力を感じているファンは68%だった。

 

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市立吹田スタジアムは今後、Jリーグだけでなく日本代表戦でも使用されていく予定だ。同スタジアムで「ぜひ観戦したい」と答えたファンは15%、「機会があれば観戦したい」と答えたファンは57%で、7割以上ものファンが新競技場での観戦に興味を示している。また、大阪在住者の半分近くも関心を抱いており、一度は訪れてみたいスタジアムとして認識が広がっているようだ。

 

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ガンバ大阪の旧ホーム・万博記念競技場の収容人数は21,000人。約2倍の収容人数を誇る新スタジアムになったことで、今シーズンのトータルの観客動員数にどの程度影響してくるか、楽しみだ。

 

“データから見るスポーツの世界”と題した特集では世界最大級のスポーツマーケティングリサーチ会社であるレピュコムの日本支社・レピュコムジャパンから提供して頂く資料を元に、様々なデータからスポーツの世界を読み解いていく。

次回以降も知られざる“スポーツと数字”の世界を露出していくので、お楽しみに。

 

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