車のシートを用いた「緩急走」。“イスリート”が勝利を目指す
2020.01.20
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AZrena編集部
車のシートに座ったまま、体を動かすだけでレースが楽しめる「緩急走(かんきゅうそう)」。世界ゆるスポーツ協会と、大手自動車部品メーカーのテイ・エス テック株式会社が共同で生み出した新競技だ。
動画引用元:世界ゆるスポーツ協会
プレーヤーはまず、テイ・エス テックが開発した「愛されるシート」に座る。このシートは、座った人の動きを検知できる技術が備わっており、プレーヤーの動きに合わせて、目の前のモニターに映る「イスリート」も動き出す。
コースは「緩」と「急」の2つ。緩のコースは重心を動かさないことでイスリートを加速させ、急のコースでは逆に勢いよく体を動かすことで加速できる。レースは緩・急・緩の順で行われ、合計300メートルで一番早くゴールしたイスリートが勝ちとなる。
車を用いたモータースポーツは存在するが、車の“シート”を用いた競技はなんとも斬新だ。面白い競技を開発するには、このような形で他分野からアイデアを得ることが有効なのかもしれない。