Jリーグを目指す青年が、フリースタイラー・Wasseとして夢舞台に立つまで

2015.07.07 森 大樹

Wasse
 
【前編】はこちら 

努力したら少しずつ目に見えて成果が出てくる

 
――Wasseさんの今後の目標を教えてください。
 
たくさんありますね。まずフリースタイルフットボールという言葉自体はだんだんと浸透してきたので、次は自分が有名になりたいです。
 
あとは自分自身で仕事を作るということです。今までは基本的に営業に行って仕事を頂いていましたが、今度は1からイベントを企画し、自分がパフォーマンスをする環境を作っていきたいと考えていました。それで今年の5月にIT業界の人が集まるフットサル大会をサイバーエージェントさんと一緒に主催し、パフォーマンスをさせて頂きました。僕自身が週4~5回くらいのペースでフットサルをやっており、やる側としての楽しさを感じているので、これからはIT以外でも同業種間での交流を深めるような大会を開いていければと思っています。最終的にはその業種の上位チームを集めて、異業種間でフットサル日本一会社を決めることができたら面白いですよね。 
 
他にはフットサルの芸能人チームを作ってエキシビジョンマッチをやっていきたいです。基本的にはチャリティなのでお金にはなりませんが、例えばFリーグの会場でエキシビジョンマッチをすれば盛り上げることができますし、自分の知名度も上がると思います。そのためにはユニフォームや練習場所などを考え、5月に実際にやらせて頂いた府中アスレティックFCさんのようなクラブの方と打ち合わせをする必要があります。この前は負けてしまったので、チーム自体も魅せて勝てるように強くしていかないといけませんね(笑)
 
根本には自分が発信できる環境を増やしていきたいというのがあります。考えていたものを実現することはできたので、今後それをどうやって継続させていくのかというのが課題です。
 
Wasse
 
スポーツ・芸能人チームを結成し、5月にFリーグ・府中のホームゲームでエキシビションマッチを開催した
 
――Wasseさんがそこまでフリースタイルフットボールに熱くなれる理由はどういったところにあるのでしょうか。
 
フリースタイルフットボールは自己満足という面が大きいですね。もちろん結果的にお客さんや子供達が喜んでくれるというのはありますが、自分自身がフリースタイルフットボールを好きで、次はこの難しい技を絶対成功させたい!というような気持ちから来るモチベーションが大きいです。今もチャレンジしている技があって、ほぼできるようになってきています。努力したら少しずつ目に見えて成果が出てくるので、そこが楽しいです。
 
Wasse
 

今は夢の選択肢が増えてきている

 
――ここまでは競技についてお伺いしてきましたが、Wasseさんのご自身についての質問もしていきたいと思います。
 
――時間がある時にする趣味があれば教えてください。
 
フットサルが趣味ですね。フリースタイルフットボールが職業なので、趣味と仕事とほぼ混同してしまっていますね(笑)チームでやっている他にも個人フットサルに行きます。動画で投稿されている抜き技を実践で使ったりしますよ。あとはお酒を飲むのが好きです。
 
――ご自身で思う、自分の魅力を教えてください。
 
とにかくプラス思考です。人を笑わせたり、喜んだりすることをするのが好きです。
 
――もしフリースタイルフットボールをやっていなかったら何をしていたと思いますか。
 
いろいろな企画を開催するイベンターになっていたか、先生になっていたと思います。一時期スポーツに関係する分野の大学の先生になりたいと思っていました。ただそれもフリースタイルフットボールを経験した上でのことですからね。何もなければ普通にサラリーマンをやっていたかもしれません。
 
――好きな異性のタイプを教えてください。
 
ポジティブで料理ができる人がいいです。僕は全く料理ができないですから(笑)あとはサバサバした男っぽい性格の人がいいかもしれませんね。
 
――Wasseさんが注目する他のスポーツはありますか。
 
ブラインドサッカーです。この前(※)体験させてもらいました。目隠しされると本当に何も見えなくなります。やった後に実際の選手の動画を見たのですが、しっかりボールを細かく蹴ってドリブルしていました。僕の場合、一度ボールを失ってしまったらどこにあるか分からなくなりますし、恐怖心が生まれてしまいます。ボールを足元で扱って何となく進んで行くことしかできませんでした。しかも僕のフェイントなどの技術は相手も見えないわけですから関係ないわけです。すごく興味深いスポーツだと思います。
 
やってみたいのはフットゴルフです。普通のサッカーボールをゴルフ場でやるスポーツです。他にも光るスーツを着てプレーするエレクトリックフットサルなど、少し変わったものをやってみたいです。
 
※先日のブラインドサッカー体験の様子はこちら!
 
――最後に読者の方にメッセージをお願いします。
 
今は夢の選択肢が増えてきていると思っています。僕の時はプロサッカー選手という道しかありませんでしたが、今はフットサルのトップリーグができ、フリースタイルフットボールでも何人か有名な人が出てきています。未来は明るいと思うので、特に子供達はいろいろなことを試しながら熱中していってほしいですし、保護者の方はそれを全力でサポートしてほしいと思います。
 

(撮影(一部):photographer Shotaro Hayakawa)