NBAのジュニア選手育成事業。女子スポーツの活性化にも繋がるか

2019.11.26 AZrena編集部

女子バスケットボール

NBAでは「Jr.NBA」という6歳から14歳を対象としたジュニア選手育成事業を展開している。Jr.NBAは無料の会員制サービスで、自チームを登録すれば、Jr.NBA主催のバスケットボールクリニックやイベントに参加が可能。さらに指導者は、ホームページで提供されている幅広い練習メニューや、指導方法の動画にアクセスすることができる。

動画引用元:jr. nba

この事業の一環として2018年に始まったのが、女子選手に特化した育成プログラム「Her Time to Play」だ。このプログラムでは、登録チームとリーグに対して、初心者と上級者の2つのレベルに応じた独自のカリキュラムを配布。競技の技術力向上だけでなく、チームワークやリーダーシップ、目標達成能力なども重視し、全人的な教育を行っている。

またNBAは、全国各地でのバスケットボールクリニックを通して、直接的な指導にも力を入れる。アトランタ・ホークスは、女子を対象としたクリニックを開催しており、60人以上の選手が参加。様々な練習メニューに加え、車いすバスケットボール女子アメリカ代表のベイリー・ムーディー選手や、WNBA選手のレニー・モンゴメリー選手によるトークセッションも行われた。

2008年以降、若い世代のスポーツ参加率は7%ほど減少しており、女子バスケットボールへの参加率も低い。女子が14歳までに団体競技をやめる割合は、男子の約2倍であることも分かっている。

Her Time to Playでは、女子バスケットボールを通して人間的にも成長できる環境を提供。また、現役選手や関係者をロールモデルにすることで、女子の継続的なスポーツへの参加を促進している。このような取り組みが、女子スポーツの活性化に繋がることを期待したい。

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