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人材を育成し、社会問題も解決。ヒューストンのチームアッププロジェクト

2019.12.13 / AZrena編集部

ヒューストン

アメリカ中部の巨大都市・ヒューストンには、MLBのアストロズ、NFLのテキサンズ、NBAのロケッツが本拠地を構えており、スポーツタウンとして知られている。

 

そんなヒューストンで推進されているのが、成績の悪い子供たちや、素行不良の子供たちに向けた「チームアッププロジェクト」だ。金融系大手調査会社・Bloombergの協力のもと、月に1回「ディスカバリー・デイ」と称し、スポーツ業界人の話を聞く機会を設けている。

この話を聴いた生徒たちは、成績や上昇志向が高まったり、素行が良くなるなど、望ましい成果が着実に出ている。また、専門性の高いビジネスマンの話に触れることで、プロフェッショナルマインドが身につくという効果も。

 

チームアッププロジェクトは、スポーツビジネス界の人材育成と、社会問題の解決という両面を持っている。このような取り組みによって、スポーツの力で学校やコミュニティ、そして社会が活性化することを期待したい。