体育の授業でデータを活用!? 生徒との客観的な対話が可能に
2019.12.16
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AZrena編集部
トップアスリートの現場において、ウェアラブルデバイスを用いてデータを計測することは珍しくなくなってきたが、その手法が体育の授業にも浸透していくかもしれない。
オープンイノベーションの支援を行っている株式会社エッジ・オブは、体育の授業におけるICT(情報通信技術)化の実証実験のために、スポーツセンシングデバイス「Knows3」を活用することを発表した。
Jリーグの大分トリニータなども導入しているKnows3は、GPSを搭載しており、リアルタイムに心拍数や運動強度などを測定できる。
2019シーズンより #大分トリニータ 様に導入して頂きます!#勇猛果敢 に行きましょう!
大分トリニータ御関係者の皆様、
サポーターの皆様宜しくお願い致します! pic.twitter.com/rcWLhVdXFe— Knows/ノウズ (@Knows2018) January 14, 2019
従来の体育の授業では、撮影した映像を観察し、主観に基づく教師と生徒の対話が行われることはあった。そこでKnows3を活用すれば、データに基づいた客観的な対話ができ、課題の明確化や事故の未然防止などが期待できる。
データは生徒側にも与えられるため、生徒が授業を振り返りやすくなり、教師との対話の機会もこれまで以上に増すのではないだろうか。一方通行な授業ではなく、双方向のコミュニケーションを生み出すことで、生徒の将来にもプラスになりそうだ。