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レアル・マドリードも導入! スタジアムベッティングが観戦体験の一部へ

2021.04.12 / AZrena編集部

スタジアムベッティングが世界中で加速している。欧州サッカーの強豪であるレアル・マドリードは、本拠地のサンティアゴ・ベルナベウにカジノを建設するプランを発表した。2022年夏に完成予定で、約1億2000万円の収益を見込んでいるという。各国でギャンブルの合法化が進む中、観戦体験の一部としてスポーツベッティングを取り入れる。

その他にも、様々な競技で導入が検討されている。MLBのワシントン・ナショナルズは、スタジアムに特設窓口を開設し、専用アプリを通じて座席からのベッティングを実現する方針だ。NFLはスタジアムでの実施は禁止だが、スマートフォンから購入が可能な「ベッティングラウンジ」の設置を許可しようとしている。

一方で、批判的な意見もある。イングランド・プレミアリーグのフラムFCは、チームのメインスポンサーがスポーツベッティング関連の企業だ。ファンに向けてアンケートを実施した結果、46%が「心地よくない」、22%が「クラブのTシャツを購入しない」と答えた。

スポーツベッティングは莫大な収益が見込めるため、世界中でさらなる注目が集まるだろう。そのリスクやファンの不安と向き合いながら、試合観戦の新たな醍醐味として期待したい。