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昇格と移籍。蹴球界のレジェンド・小野伸二&小野大輔が2016年を振り返る。

2017.02.10 AZrena編集部

昨年1月(取材は2015年12月)にフットボール界のレジェンド、サッカー元日本代表・小野伸二(北海道コンサドーレ札幌)選手とフットサル元日本代表・小野大輔(バルドラール浦安)選手の“W小野対談”をお送りしたが、そんなお二人が2016年末に再び、AZrenaの対談取材に応じてくれた。

J1昇格を決めた札幌所属の伸二選手と、今季から新天地・浦安でプレーする大輔選手。1年の振り返りとして何を語り、今後何を目指すのか。

 

大輔:まずは今年の振り返りからいこう。

伸二:今年はチームがJ1昇格を決めてくれたのでよかったけど、個人としては怪我であったり、痛みを抱えながら1年やってきたのであまり充実はしてなかったね。

大輔:違うチームに来て1年目で選手も全員変わった中ではうまくやれた方かな、と思うけど、チームの勝ちがあまり伸びていないので、これからまた頑張ってプレーオフには行きたい。浦安のみんなはうまい。前のチームが下手とかではないけど、今までとは違うスペインのフットサルをやろうとしているからね。

 

大輔:今年は俺が伸二の試合を1回観に行って、(伸二は)途中から出てきた。お世辞とかではなくて、伸二が出てくると本当に空気が変わる。観ている人の期待も大きくて、熱が上がってくるからだろうね。

伸二:38度5分くらいまでね。

大輔:そうそう。38度5分までね。

伸二:そういう熱ちゃうやろ(笑)

 

 

大輔:(笑)俺はサッカー詳しく分かるわけじゃないけど、でも他の選手と比べるとやっぱり伸二はパスの質やタイミング、狙っているところが違っていて、「そこか!」「そっち行く?」と思わせるプレーをするので、観ている人はワクワクするんだろうな、とは思った。

伸二:90分という時間の中でもちろんスタメンで出る選手も大事だけど、途中から出る選手も重要で、勝敗を左右する部分ではあるから。スタメンで出られた方がいいけど、自分の体の状態としてそれが可能ではなかったので、とにかく途中で出て、勝つための準備をしていきたい、しないといけないとは考えていたね。体だけではなく、心の部分や試合の流れを読み、状況を把握することに常に頭を働かせてきた。

 

 

 

大輔:俺の場合、前のチームは自分の調子が悪いとそれが結果に出ちゃっていたけど、今は周りもやり慣れているから、ある程度自分のやることに集中できるようになったね。でも練習が朝から夜になったのはかなりきつい。

伸二: OFFで東京に帰って来た時にご飯に誘っても来れない時もあったよね。

大輔:珍しく行けないこともあったよね。誘われたら基本断らないんだけど。ちょうど200試合出た時だったかな。

伸二:たしかそう。だからなんか調子悪いのかな?と思ったよ。今日はやっぱりやめておくと連絡があって。人は変わるものだな、と(笑)

 

大輔:話を戻して、今年インパクトのあった自分の試合でいくと、元いた湘南に1-8で負けるということがあって。この試合まで連勝していたりして、結構大事な一戦だったんだよね。正直湘南相手に流れに飲まれると思っていなかったけど、あの日は飲まれまくっていたから。相手チームにシュートを打たれれば入ってしまうという状況で、逆にこっちの決定機は全然入らない。こんなことあるんだ、と今までやってきて初めての経験で。さっき伸二も言ってたけど、流れを読むことは大切だと実感した試合だったね。

 

 

伸二:Fでやりにくいチームとかあるの?

大輔:自分が元いたチームと外人がいるところはやりにくい。大阪に勝てていないのは別に(※)木暮が監督をやっているからじゃなくて、外国人がいいブラジル人が3人いるからだよ!

あとはやっぱり関西弁が苦手だからかな。関西のチームに勝ってないイメージ。コテコテのボケとかツッコミとか、俺苦手なのよね。

※木暮賢一郎:元フットサル選手。Fリーグ・シュライカー大阪監督。小野伸二・大輔両選手と同学年。伸二選手とは小学生時代に全日本少年フットサル大会(バーモントカップ)決勝で対戦している。大輔選手とは日本代表でチームメイト。

伸二:そういうことできないもんね(笑)フットサルって結構試合開始時間バラバラじゃない?俺らも一緒ではないけど、だいたいは決まってるから。

大輔:14時スタートが多いかな。でもセントラルだと時間が遅くなったりする。