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【後編】テラスハウスのオーディションにまで!フロアボール元日本代表の競技普及への熱意

2014.05.30 / AZrena編集部

田島達朗

 

【前編】はこちら

 

日本国歌を聴けたことへの感動

 

-人生において、苦労したり悩んだことを教えてください。

会社を辞めて、独立しお店を始めた時に長く付き合っていた彼女と別れました(苦笑)。やはり大きな決断をするとなると・・・もちろん新たな挑戦を応援してくれる人もいますけどね。

でもフロアボールで苦労したことはすぐに出てこないですね。選手をやっているとき日本代表になれなかった時期は辛かったくらいです。ただその時も、もっと頑張らないとなと思っただけですし。会社をやめて、このお店を始める時もお金が無いという点では辛いですが、基本的には何でもやってやる!っていうポジティブな性格なので辛いと思うことはなかったですね。好きなことなので。ただ、フロアボールを普及するという点での難しさでは悩みます。

 

-メジャースポーツでないと体育館が借りられなかったりするとお聞きしたことがあります。

フロアボールも同じです。体育館に傷が付いてしまう、とか体育館の需要があるところはなかなかお借りできなかったり。スポーツ自体が注目されるとまた変わってくるとは思いますし、借りられるよう地道に頑張っていこうと思っています。

 

-逆に、感動したことを教えてください。

日本代表を目指していたので、日本代表になれたときの達成感はありました。そして世界に出て日本国歌を聴けたことは嬉しかったです。本当に鳥肌が立ちましたよ。いい経験でしたし、モチベーションになります。自費で海外遠征しなければならないのですが、払った分の価値は間違いなくあります。

フロアボールという観点からですと、海外で行われた男子世界大会決勝でのことですが、何万人も入るような体育館が超満員なっていたことはインパクトがありました。フロアボールでですよ!これだけ盛り上がるんだと感動しました!

一線を離れた今は、フロアボールを知らない人にイベントなどを通して教えることができた瞬間もうれしいですね。一人でも多くの人にフロアボールを知ってもらうことが僕の今の使命だと思っています。

 

-なるほど。たくさんの感動をフロアボールから生み出していますね。

 

フロアボール

 

競技普及のためにテラスハウスのオーディションへ

 

ーここからは田島さん個人にせまっていきたいと思います。

せまってください!

 

ーフロアボールに出会ってなかったら自分は何をしていたと思いますか。

サッカーをやっていたかもしれません。でもいろんなものをやってみたい性格なので大学でラクロスをやるなど、やっぱりマイナースポーツをやっていたかもしれませんね。

 

ーフロアボールに出会っていなかったらこのお店もやっていなということになりますが、そうしたらやはりサラリーマンになっていましたか。

なっていたと思います。アパレルにも興味がありました。両親のおかけで大学まで行かせてもらえたこともあるので、親が納得する形、企業で働くということをしていたでしょうね。でも、実は僕の父親も企業から独立して自分のお店を開いています。なので僕が会社を辞めて自分のこの店を持つときは反対はされませんでした。

 

ーそうなのですね!それは心強いですね。

僕、常にいろいろなことをしていたいんですよ!