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投手の怪我を予防。メジャー15球団が導入するデバイスが日本上陸

2019.08.16 / AZrena編集部

野球において、投手の投球過多は肘を故障するリスクを高めてしまいます。特に学生年代では、実力のある投手に頼らざるを得ない状況もあり、肘の故障で手術を受ける学生が多いようです。

投球制限に関する議論も加熱する中、投手の肘の怪我予防と、パフォーマンス向上に一役を買うデバイスが日本に上陸します。

動画引用元:JustBats.com

「motus BASEBALL」は、投手がセンサーを搭載したスリーブを肘に着用することで、投球動作やトレーニング量、肘のストレス値などのデータを取得します。専用のiOSアプリでは、取得したデータの閲覧や管理、トレーニングのサポートなどを受けることができます。

従来は経験と感覚に基づいた投球管理が行われていましたが、これによってデータという明確な判断材料が生まれます。メジャーリーグでは2015年から試合中の着用が認められており、すでに15球団が導入済みです。日本では2019年9月から公式販売が開始し、議論が続く肘の故障問題の解決策として期待が高まります。