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SNSが競技発展の鍵に?女子ゴルフ界のインフルエンサーに注目

2019.11.27 / AZrena編集部

女子ゴルフ

SNSの影響力を活かして「インフルエンサー」として女子ゴルフ界を盛り上げるゴルファーが増えている。そのうちの1人が、アメリカのペイジ・スピラナックだ。2015年にサンディエゴ州立大学でゴルフキャリアを終えた彼女は、その後にインスタグラムを開設。まるでモデルのような容姿から大きな話題を呼んだ。

 

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国内の様々な社会現象をユーモラスに届ける「Total Frat Move」が彼女を取り上げたことをきっかけに、スピラナックのフォロワーは1万人から10万人に跳ね上がり、多くのメディアから注目されるようになった。

 

その高い認知度から、2015年12月にはヨーロッパのプロゴルフツアー「Omega Dubai Ladies Classic」に招待。もともとLPGA(全米女子プロゴルフ協会)ツアーでプレーすることを目標としていた彼女に、思わぬ形でチャンスが巡ってきたのだ。現在ではインスタグラムで200万人ものフォロワーを獲得しており、腕時計ブランド「Philip Stein」や、ファッションブランド「Mizzen+Main」とパートナーシップを結んでいる。

 

男子のほうが圧倒的に知名度や注目度が高いゴルフ界において、スポンサー獲得に苦しむ女子ゴルファーは少なくない。これについて、スピラナックは「女子ゴルファーは、ゴルフの一般的なイメージとは異なるからこそ影響力がある」と語っている。

 

彼女のほかにも女子ゴルフ界では、トリックショットが注目されているタニア・テアや、女子ゴルフ事業を展開している「ForeHerSports」のニキー・ボンデュラらが影響力を持っている。女子ゴルフを普及・発展させるには、彼女たちの行動が一つの鍵を握っているのではないだろうか。