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テレビ依存から脱却へ。NFLが放送の多様化に向けて実験

2020.01.16 / AZrena編集部

 

アメリカのNFL(ナショナル・フットボール・リーグ)では、放送を多様化させるべく“実験”を行っている。

2019年9月に開催されたフィラデルフィア・イーグルス対グリーンベイ・パッカーズの試合は、FOX SportsやNFL Network、Amazonプライム・ビデオ、Twitch(ゲーマー向けの媒体)など、様々な媒体で放送。スペイン語での放送も実施され、各媒体で平均1,860万人の視聴者数を記録した。

 

 

この数字は、前年にFOX Sportsで放送された11試合と比べると、25%も上昇。同時期に行われたロサンゼルス・ラムズ対ミネソタ・バイキングスの試合と比べても、23%の上昇という結果になっている。

 

NFLのメディア部門のチーフであるブライアン・ロラップ氏は、リーグがまだまだテレビ放送に依存していることを指摘し、ストリーミング配信への移行を促している。世界的人気を誇るNFLは、放送の多様化を通じてどのように進化していくのだろうか。