バーチャルマラソンとは何か? コロナ禍でも人気、時間や場所を問わない楽しみ方
「バーチャルマラソン」が、新型コロナウイルスの影響下で人気を博している。最大の魅力は、時間や場所に縛られず、気軽に全国のランナーと競い合えることだ。初心者でも気軽に挑戦できることから、コロナ終息後も人気を集めるかもしれない。
新型コロナウイルスの影響で、様々なスポーツイベントは中止を余儀なくされている。そんな中で人気を博しているのが、アプリを使用して行なう「バーチャルマラソン」だ。最大の魅力は、時間や場所に縛られず、気軽に全国のランナーと競い合えることだろう。
イベントで使用するのは、大会連動型トレーニングアプリ「TATTA」。ランニングポータル「RUNNET」と連動し、走行距離がインターネット上にランキング形式で公開される。
動画引用元:RUNNET channel
4月に行なわれた「APRIL RUN 走り込み大会」は、1ヶ月間の走行距離を競う形で開催。参加者は2万7,219人で、男子1位の選手は1512.29キロという記録を打ち立てた。
また、5月29日から6月7日まで行なわれた「1person, 10days, 100km RUN “一人RUNだけど、独りRUNじゃない”」は、10日間で100キロ走破することを目標として開催。こちらも参加者は2万人を超え、7,000人以上が目標を達成した。
そのほかにも、都道府県別・年齢別にランキングが分かれる「週末ひとりTATTAマラソン」や、1日の走行距離を競う「TATTA 1DAYチャレンジ2020」など、いずれも個人のやる気を掻き立てるレース内容となっている。
初心者でも気軽に挑戦できることから、新型コロナウイルスの終息後も人気を集めるのではないだろうか。また、他の競技でもバーチャルを使ったイベントが増えていくかもしれない。