”広告としての選手の価値”が数値化される時代に!?欧州サッカー資産価値ランキングが面白い
6位 アンドレア・ピルロ(イタリア)
DBIスコア:51.29
国際的な認知度 :男性50% 女性32%
好感度 :男性76% 女性68%
スポンサー金額 :1.2億〜1.7億 *推定
国際的求心力 :79%
母国での求心力 :84%
6位はイタリアサッカー界を長く牽引するレジスタ。イニエスタ同様、やはりイタリアでの人気度は非常に高い。
7位 メスト・エジル(ドイツ)
DBIスコア:50.32
国際的な認知度 :男性52% 女性31%
好感度 :男性67% 女性63%
スポンサー金額 :4.8億〜6億 *推定
国際的求心力 :74%
母国での求心力 :62%
7位はアーセナルのエジルがランクイン。ファン・ペルシーに続き、国際的求心力と母国におけるそれに差がある選手だ。国内リーグよりも国外で活躍しているのが影響しているのだろうか。なお、スポンサー金額が2〜6位の選手と比べて高い。
8位 マリオ・ゲッツェ(ドイツ)
DBIスコア:50.24
国際的な認知度 :男性48% 女性30%
好感度 :男性74% 女性76%
スポンサー金額 :3.6億〜4.1億 *推定
国際的求心力 :79%
母国での求心力 :70%
エジルに続いて今後のドイツサッカーを引っ張っていく存在になることが期待されるゲッツェがランクイン。この順位から、男性の認知度が50%を割るようになる。
9位 ギャレス・ベイル(ウェールズ)
DBIスコア:46.88
国際的な認知度 :男性45% 女性25%
好感度 :男性65% 女性65%
スポンサー金額 :6億〜7.2億 *推定
国際的求心力 :76%
母国での求心力 :80%
9位は小国・ウェールズが生んだサイドアタッカー、ギャレス・ベイル。先日の欧州チャンピオンズリーグ決勝でもレアル・マドリーを優勝させる原動力となった。彼に関しては出生地が小国であるがゆえに”母国の英雄”という見方が強い。
10位 エデン・アザール(ベルギー)
DBIスコア:42.92
国際的な認知度 :男性36% 女性20%
好感度 :男性71% 女性69%
スポンサー金額 :1.2億〜1.5億 *推定
国際的求心力 :77%
母国での求心力 :79%
欧州の国では最高位であるFIFAランキング2位に付けるベルギーの10番がトップ10に滑り込んだ。ピルロやベイル、イニエスタのようにその国のアイコンと言って差し支えない選手が持つ母国での求心力は、やはり80%を超えてくるというのがわかる。
以上になる。ちなみに、今回のデータは2015年のものになるので、終わったばかりの今シーズンの活躍を考えると結果も変わってくるだろう。2016年度版の調査結果が発表されるのを期待し、そのときはまた記事として取り上げたい。
最後に、今回から始まる“データから見るスポーツの世界”と題した特集では世界最大級のスポーツマーケティングリサーチ会社であるレピュコムの日本支社・レピュコムジャパンから提供して頂く資料を元に、様々なデータからスポーツの世界を読み解いていく。次回以降も興味深い“スポーツと数字”の世界を露出していくので、楽しみにして頂きたい。
レピュコムHP: http://repucom.net/jp/
Facebook『データで見るスポーツマーケティング』:https://www.facebook.com/repucomjapan
Twitter:https://twitter.com/RepucomJapan