誰もが1度は憧れる“バク転”に、女子が挑戦!2時間におよぶ猛練習の結果は…?
日本の“お家芸”と言われている体操競技。8月に行われたリオ五輪でも、団体戦では3大会ぶりの金メダル、個人では内村航平選手が2大会連続の金メダルを獲得し、見事に「体操ニッポン」を世界に見せつけました。
そんな五輪で活躍する体操選手や、テレビで活躍する男性アイドルグループの姿を見て、「バク転をやってみたい!」と思ったことのある方は多いのではないでしょうか?
そんな誰もが1度は憧れるバク転に、私、淡輪ゆきがLink Sports 馬場COO(写真左)と一緒に挑戦してきました!
今回訪れたのは、駒沢大学駅から徒歩5分に位置するオハラブロスジム。私が趣味で楽しんでいるキックボクシングのプログラムをはじめ、映画や特撮で見るような豪快なアクション演技も習得できるジムです!
そんなオハラブロスジムの完全予約制プログラム「バク転習得強化クラス」に参加してきました!
今回ご指導いただいたのは、インストラクターの片伯部浩正さん。アクション俳優として、仮面ライダーシリーズなどで活躍した経歴を持つ方です。
バク転習得強化クラスに通う生徒は、ダンスなどで実用するために習う方もいれば、忘年会の演目として披露するためや、女性にモテるために習う方もいて、目的は人それぞれだとか。
さて、実際に約2時間のレッスンへと入っていきます。
まずは体をほぐすためにストレッチから。柔軟性対決は私の完勝に終わりました (笑)
この柔軟性は、バク転を成功させる上で重要な要素なんだそうです。特に(※)ブリッジができるかできないかでは、できる人のほうが後ろに身体を反る感覚がもともとあるので有利とのこと。
※ブリッジ・・・立った状態から上半身を後ろに反らし、背中を地面につけないで足裏と手で身体を支持する姿勢(画像参照)。
次に、前転や後転、倒立前転などの体操。徐々にバク転へと近づいていきます。
ここまでの準備運動が終わった時点で「センスはある!」と評価していただきましたが、不安は募るばかり…。
そして、遂にバク転の練習に入っていきます。ワイヤーを使い、補助を受けながら感覚を掴んでいく練習です。
ワイヤーを使うと、いくらでも身体を浮かしていることができるので、バク転をする時にイメージする“後ろに飛んだ後の恐怖感”がないんです。バク転ができない方はお分かりだと思いますが、後ろに飛ぶことはできても、その後、自らの腕で着地しているイメージがまったく湧かないんですよね。
なので私と馬場さんは、この時点では「ワイヤーがなかったら怖い…」と口を揃えて弱音を吐いていました(笑)
その後「足でしっかりと地面を蹴る」「勢いを持って跳ぶ」などとアドバイスをもらいながら悪戦苦闘。
オハラブロスジムでは、数十秒前に行った動作をモニターで確認することができます!映像で一つひとつ課題を確認しながら練習できて、すごくやりやすかったです。片伯部先生が、初心者にありがちな課題として「思っていることとやっていることに結構な差がある」と仰っていましたが、まさにその通りだとモニターを通して実感できました。
その後もバク転の感覚を養う練習を重ね、ようやく本番へ!