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mixiが仕掛ける”チケキャン×サンロッカーズ”で渋谷をバスケの聖地に!

2017.08.28 AZrena編集部

Bリーグ・サンロッカーズ渋谷がmixiグループが運営する株式会社フンザとスポンサー契約を締結した。会社名よりも、運営しているサービスである「TicketCamp」(以下 チケットキャンプ)の名を聞けばピンと来る人は多いだろう。チケットキャンプは会員数500万人を誇る業界大手のチケット専門のフリマアプリだ。

この締結によってサンロッカーズのユニフォームにチケットキャンプのロゴが露出されたり、8月25日より「チケキャンダンクシート」(後述)が販売されたり、と様々な取り組みが展開される予定である。

8月24日にパートナー締結の記者会見が渋谷にあるミクシィ本社で行われた。本会見では株式会社ミクシィの森田仁貴社長と株式会社フンザの笹森良社長、サンロッカーズ渋谷の岡博章に加え、渋谷区長である長谷部健氏も登壇した。

「私自身スポーツをやるのを見るのも大好きで、昨年最も見たスポーツがバスケットボール。開幕1年目ということもあって、開幕戦からサンロッカーズ渋谷の試合も何試合も見ましたし、優勝決定戦も見に行きました。エキサイティングで面白いスポーツだな、と。ミクシィは創業20年が経ちましたが、創業してからずっと渋谷に居を構えて事業を展開してきたということで、お世話になった渋谷に貢献していきたいという思いがありました。

スポーツへ、地域への貢献は何かできないだろうという中でありがたいことにサンロッカーズ渋谷からのお話があったので、パートナー締結に至りました」

締結の経緯についてミクシィ・森田社長はこう語ったが、具体的な取り組みにおける目玉は2つ。1つは2017-2018シーズンにサンロッカーズ主催のホームゲーム限定で販売される「チケキャンダンクシート」だ。これはコートサイド1列目、サイドラインからわずか1.5mの距離に設置された席であり、NBAさながらの臨場感が味わえるものとなっている。

サンロッカーズ渋谷の岡博章社長。

サンロッカーズの岡博章社長は「Bリーグのクラブで初めて、コートサイドの看板をやめる。これによって衛星放送、NBAの試合を見たときにコートと観客が近くに感じると思うが、壁がなくなることによって一体感が生まれるのではないか」と本企画についての期待を口にした。

 

チケットの価格は¥7,400~¥9,000とやや高価だが、購入者向け得点としてチケット1枚につき選手の直筆サイン入りTシャツがプレゼントされる。こう考えれば非常に”おトク度”は高い。
ちなみにこのチケットはチケットキャンプ会員のみが購入できる。フンザとしてはリーチできていない新規会員獲得のために、新たにスポーツファンを開拓するという形だろう。

 

チケキャンダンクシートの購入者にはこのようなTシャツがプレゼントされる。

 

また、注目すべき2つ目の取り組みが「チケキャン渋谷区バスケットボール還元プログラム」だ。これはチケットキャンプ上でのサンロッカーズのチケットの利益からバスケットボールを生産し、渋谷区へ寄付するというもの。

「サンロッカーズのチケットの利益全てを我々がバスケットボールに転換し、このバスケットボールを寄付したいと思っています。いまのところ何個出せるかわからないが、これを1個でも多く作れるように小学校、中学校と、これからバスケットを通じて成長していく皆様にこのボールを授けたいと思いっています。非常に楽しみな取り組みです」とフンザ・笹森良社長の言葉。

「チケキャン渋谷区バスケットボール還元プログラム」について語る株式会社フンザの笹森良社長。

 

今回のスポンサー締結からはチーム、企業、そしてホームタウンの三者が得を得られるような仕組みになっている。

「我々とサンロッカーズ渋谷さんとのパートナー契約に関しては、実技的なメリットもあると思います。チケットキャンプというチケットを扱うサービスでチケットキャンプでしか手に入らないチケット、しかも最前列のプレミアムチケットを入手できるということで、まさにサービスにメリットがある取り組みかと思っています。あとはやっぱり、僕らもいろいろな事業をやっていますけど、いろいろなところに恩返ししていきたいということがあります。スポーツ全体が注目されている中で、色んな競技で若い選手が活躍して海外にも行っていると。その中で僕は純粋にスポーツ小僧だったので、大人になって真剣にそこに恩返ししていけるというところを模索しておりまして。その両局面から我々mixiグループとしましては、スポーツ業界をサポートしていきたいという思いが強いです」

自身もバスケットボール経験者であるミクシィ・森田社長はこう熱い思いを語った。現段階でスタジアムやアリーナの建設ならびにチーム運営というプランはないようだが、スポーツ業界へ貢献したいという思いは強く持っており、今回の取り組みが軌道に乗ればそういった未来も生まれるかもしれない。