選手が目の前でプレーする?ARで変わる“みらい”の観戦スタイル
2018.02.07
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AZrena編集部
選手と一緒にプレーしている気分を味わう
“迫力満点!臨場感MAXの360°VRを体験しよう!”という体験型の特設ブースでは、VRの技術を活用した映像体験プログラムを体感することができた。専用のヘッドマウントディスプレイを着用することで、4K/8Kの高画質・高臨場感のアーカイブ映像で、まるでプロ選手と一緒にプレーをしているような気分を味わうことができた。
この他にも、この日の秩父宮ラグビー場では、選手やチームマスコットとも写真が撮れるフォトスポットなど様々な取り組みが行われていた。
最新の観戦スタイルがスポーツ産業を変える
ネットを通じた観戦のように従来になかった方法でスポーツに触れる機会がポピュラーになるなど、スポーツ観戦を取り巻く環境が変化し続けている。それと同時に、今回のような新たなスポーツ観戦スタイルで、“スポーツ観戦価値の向上”と“観客の満足度の最大化”をはかっていくことが必須だ。
観戦アプリやARなどの最新技術でビギナー層やライトファン層に向けた解説など観戦支援の取り組みを行うことで、初観戦のハードルと下げることが可能になってきた。さらに、コアファンや経験者向けに、別視点映像など従来の観戦方法では体感することの出来なかった付加価値を付けることが出来るようになってきている。
そういった新たな取り組みでスタジアム内外を問わず、リピーターを増やすこと、ファンを増やすことがこれからのスポーツを活性化することにつながるのではないだろうか。
今回行われた取り組みのようにARやVRの最新技術を用いて、スポーツ観戦に新たな価値を感じさせることに今後期待が掛かる。