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スポーツに活用され始めているICT。イチローの体験から紐解く効果

2018.08.17 / AZrena編集部

現在、スポーツの分野ではICT(情報通信技術)の活用が増え始めてきています。それによって、なわとびを使うだけで1人1人の子どもたちの運動能力が細かく把握できたり、海外選手との体格差が出やすい競技において、その差を埋めるためにデータが使用されたりするなど、幅広い分野で効果を発揮しています。

実際に、イチロー選手がICTを使った「スポーツ脳科学プロジェクト」に参加した様子が動画として配信されています。

動画引用元:NTT公式チャンネル

この調査では、バッターがVRの中で、ピッチャーがランダムに投げるボールに対してどのように脳が判断しているかが測定されています。

センサーが腰に付けられており、バッターの腰の動きを把握することで、脳の行動が分かるというものです。脳の動きは無意識に行われているものなので、自分が意識していたものとは違う結果を知ることができます。

 

腰の動きを分析するだけで、脳の動きまで把握できることには驚きを隠せません。このように、ICTを使えば、今まで自分が気づかなかった潜在能力を確かめることができるかもしれません。