SNSに意欲的なリトルリーグ。大会期間外のブランディングを重視
アメリカ発祥の少年少女を対象とした硬式野球・ソフトボールリーグ「リトルリーグ」は、SNSの運用に力を入れている。
ワールドシリーズ(世界大会)などの国際大会の期間中には、各チームや選手のストーリー、各試合のハイライトを取り上げ、“スポーツメディア”としての役割を果たす。そして、大会期間外には教育やエンターテイメントの要素があるコンテンツを配信し、リトルリーグ自体のブランディングに繋げている。
Baseball and softball players benefit most from effective, age-appropriate training on the fundamentals of the game.
Coaches need to be trained to properly show them how: https://t.co/7E0ffKDRFo pic.twitter.com/RV6VBRbTkm
— Little League (@LittleLeague) October 18, 2019
また、2018年に始まった「Beyond the Fences」というキャンペーンでは、ワールドシリーズを初めて球場観戦した人の視点から、様々な情報を発信してユーザーの球場観戦を後押し。
ワールドシリーズの期間中に、リトルリーグのSNSが活発化することは言うまでもないが、リーグの関係者は「特にリトルリーグが注目されることのない11ヶ月間に、どうエンゲージメントを高めるかが重要だ」と話している。
リトルリーグは、ブランドイメージを向上させるための方法を常に模索している。プロスポーツだけでなくアマチュアスポーツにおいても、新たなファンの獲得に向けて、SNSでのメディア戦略は欠かせない要素と言えるだろう。