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誰でも“お口のアスリート”に!予防医療や保健活動に繋がる競技とは

2019.08.28 / AZrena編集部

「くちビルディング選手権」は、競技を通して食べる機能の衰えと、多世代交流機会の減少という2つの課題解決を図ります。唇だけを使う簡単なルールなので、誰もが気軽に参加できる上に、予防医療や保健活動にも繋がります。

動画引用元:グッドネイバーズカンパニー一般社団法人

この競技を推進しているのは「一般社団法人グッドネイバーズカンパニー」という、医療保健分野の専門職と、まちづくりやデザインの専門職が手を組んだデザイン集団です。医師や歯科医師、看護師など、医療関係者の知見をあわせて競技を開発しました。

飲食物や唾液などが気管に入ってしまう誤嚥(ごえん)を繰り返すと、「誤嚥性肺炎」が発症します。これは日本人の死因の第3位にあたる病気ですが、くちビルディング選手権は誤嚥性肺炎の予防に効果的です。

現在は全国各地で選手権やレクチャー、トレーナーの養成講座など、様々な形で普及活動が行われています。あらゆる世代の人々が“お口のアスリート”として競技を楽しんでいます。