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プレシーズンマッチにも力を。ベガス・ゴールデンナイツの取り組み

2019.10.18 / AZrena編集部

アイスホッケーのアリーナ

NBANFL、MLBと並んで、北米4大スポーツリーグに数えられるNHL(ナショナルホッケーリーグ)に所属するベガス・ゴールデンナイツ。このチームは、NHLの年間プレビューにおいて、3年連続で“最も需要のあるチーム”に輝いている。

20199月にT-Mobileアリーナで行われたプレシーズンマッチには、最大収容人数17,500人を越える17,767人の観客が駆けつけた。他にもNASCAR(アメリカで高い人気を誇る自動車レース)や、女子バスケットボールの試合などが市内で開催されている中で、これほどのファンを呼び込むことができているのは、ナイツがプレシーズンマッチにもレギュラーシーズン同様の力を入れているからだ。

かつてのナイツは、プレシーズンマッチでの観客動員には目を背けがちだった。しかしチームの分析によると、シーズンを通して売れ残ったチケットの半分が、プレシーズンマッチのチケットであることが明らかに。

そしてプレシーズンマッチでのサービス向上を図った結果、継続的なファンの獲得に繋がり、現在では全試合でチケットが取りにくくなっているという。この成功事例は、観客動員に悩むチームにとってヒントになるのではないだろうか。